Belive! ~Sea of Dreams~ エルサ撮影設定

パーク

はじめに

東京ディズニーシーにてビリーヴ!シーオブドリームスのショーが始まってから既に1年以上が経ちましたが、今でもDPA周辺は大混雑するこちらのショー、一度は綺麗に写真を撮ってみたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は私も大好きなエルサの撮影設定について書いていきたいと思います。
ただ、先に申し上げておきます。
<明るいレンズは大正義!今すぐ中古でいいのでナナニッパを買うべし!>

見る場所がとっても大事!

皆さんはビリーヴを見る際、どこで鑑賞されているでしょうか。
目的のキャラクターもなく、ただ遠くから鑑賞されたい方はこのブログにたどり着いていないと思うので、エルサの観賞場所についておさらいしましょう。

エルサを鑑賞したい場合は基本的にザンビ、と言われるプロメテウス火山向かって右手側になります。レストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」周辺になります。
ここで注意が必要なのがレストラン「ザンビーニ」周辺ではエルサからの距離が若干遠くなります。

所謂「大砲」などと呼ばれる大きなレンズを抱えている方でない限り、なるべくミッキー広場(入園して正面にある広場)寄りに陣取るべきです。さらに言えば、
カフェ・ポルトフィーノ前周辺がベストです!
これはDPA(ディズニープレミアアクセス)をお持ちの方でも変わらないので目安にしてみてください。特にDPAを取得できた方はバケーションパッケージの真後ろから、たった2,500円の差でビリーヴ!を鑑賞できるので、ある意味とってもお得です!

待つこともとっても大事

特にDPA(ディズニープレミアアクセス)を取得された方は安心して他のアトラクションに乗りに行ってしまうかもしれません。しかしDPAの待機列はアプリ表示時刻よりも前にできます。待ちたい人が来ればすぐ列ができるのです。因みにショー開始およそ何時間前からDPAの列ができ始めると思いますか?

答えは

約3時間半~4時間前

です!
めちゃくちゃ早いです!これは時期にもよりますが、ディズニーガチ勢の方がいればいるほど早く、多くの人が並ぶことになります。
DPA、ポルトフィーノ最前列、にこだわらなければそこまで早い時間から並ぶ必要はありません。
エルサを特等席で見たい方、本気出しましょう!

待機列がどこにできるかはキャストさんに確認してくださいね。
(2024年3月10日現在、ザンビーニ横の坂に列形成中)

一般エリア(DPAの後ろ)で見たい方はそれよりも遅くても問題ないようです。ドンピシャで見たい場所があるなら、DPAの入場時間に合わせて待つとよいでしょう。
(2024年3月15日現在、DPA入場列はDPAのロープ沿いに並ばせているため、それよりも前の時間からの待機は難しい模様)

カメラの設定と解説

この写真の設定とカメラについてご紹介します。

ss 1/200
f値 解放(2.8)
iso 800(100-2500の間で設定)
焦点距離 300mm(35mm換算)
カメラ:PENTAX k-r (APS-C)
レンズ:TAMRON A001

ここで大体把握できた方はこの先読まなくて問題ないです。
(読んでくださったら嬉しいですが…)
次にそれぞれの項目について解説します。

・ss(シャッタースピード)
シャッタースピードとは、その名の通りカメラのシャッターがカシャンと落ちるまでのスピードを表しています。この秒数が長ければ長いほど多くの光をカメラに取り込むことができ、暗いシーンでも明るく撮影することができます。夜のショーであるビリーヴ!は、このシャッタースピードが命と言っても過言ではありません。
そのため、カメラのモードはシャッタースピード優先で撮りましょう。
しかし、闇雲にシャッタースピードを下げればよいというわけではありません。
基本的に手振れが起こらないシャッタースピードは
焦点距離=1/秒数
と言われています。
私の場合は1/200まで落としても手振れが発生しないだろうということで1/200にしていますが、本体やレンズに手振れ補正機能がない場合は焦点距離=1/秒数で撮影しましょう。

・焦点距離
焦点距離はご使用されるレンズに記載されています。
例えば私の使用しているTAMRON A001ならば70-200mm f2.8のように記載されており、この「70-200mm」が焦点距離に当たります。
おそらくこの記事に辿り着いていただいた方は望遠キットレンズやナナニッパなどを使用されている方が多いと思うので、基本的にはテレ端(ズームレンズを最大までズームにした状態)で撮りましょう。

キットレンズの望遠はテレ端が300mmのことが多いです。
ではシャッタースピードが焦点距離=1/秒数の場合、シャッタースピードは1/300で正解!…

ではないんです!
フルサイズのカメラを使用されている方はこの数式で正解なのですが、特に初心者から中級者向けの方に作られているカメラはAPS-Cという種類。焦点距離は基本的にフルサイズのカメラで換算(35mm換算)されています。
(ご自分のカメラがAPS-C機かフルサイズ機、あるいはマイクロフォーサーズ機か分からない場合はカメラの機種名で検索して確認してみてくださいね。)

じゃあどうやって計算したらいいの?
正解は

焦点距離×1.5=1/秒数

になります。分かりにくいですね。なぜ1.5倍になるかを説明すると記事がもう一本書けてしまうのでここでは割愛します。例にAPS-Cのカメラを使って300mmがテレ端のレンズを使うと仮定して式に当てはめてみましょう。

焦点距離(300mm)×1.5=450mm (実際の焦点距離)
焦点距離(450mm)=1/秒数

つまり、APS-Cのカメラを使って300mmがテレ端のレンズを使う場合、正しいシャッタースピードは1/450以上となります。

・f値
f値は被写界深度、ボケ具合やレンズの明るさを指します。
特にキットレンズを使う場合、f値が5.6や6.3など暗い場合が多いので、基本的に解放(一番数字を小さくする)で撮ります。

・iso
ここも写真を明るくすることに関わってきます。isoが高いほど、写真は明るく撮れますが、その代わりに写真にざらつきが出、細かい部分が塗りつぶされたようになってしまいます。
機器にもよりますが、3200-6400までを上限とするのがよいと思います。
実際にどれくらいざらつくかはショーが始まる前までに試し撮りをして確認しましょう。

まとめ

それでは設定をまとめます。
APS-Cのカメラを使って300mmがテレ端のレンズを使う場合

ss 1/450以上
f値 解放(5.6もしくは6.3)
iso 100-3200もしくは6400の間で設定

になります。
是非この記事を参考にして素敵なエルサの写真を撮ってみてくださいね。
フラッシュはダメだよ!

ギャラリー

ss 1/200
f値 解放 (2.8)
iso 2500 (100-2500の間で設定)
焦点距離 300mm (35mm換算)
カメラ:PENTAX k-r (APS-C)
レンズ:TAMRON A001

ss 1/200
f値 解放 (2.8)
iso 400 (100-2500の間で設定)
焦点距離 300mm (35mm換算)
カメラ:PENTAX k-r (APS-C)
レンズ:TAMRON A001

ss 1/320
f値 解放 (2.8)
iso 2000 (100-2500の間で設定)
焦点距離 300mm (35mm換算)
カメラ:PENTAX k-r (APS-C)
レンズ:TAMRON A001

表示できるコメントはありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました